睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査実施促進に向けて

以前、当サイトでアンケート結果を紹介させていただいた全日本トラック協会様が、睡眠時無呼吸症候群(SAS)のスクリーニング検査を推進するための新たなリーフレットを作成したとの発表がありました。

↓リーフレット(ダウンロードも可能)

chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://jta.or.jp/wp-content/themes/jta_theme/pdf/anzen/sas_leaflet2024.pdf

 

トラック協会様のサイトから引用しますと、

”SAS患者は、居眠り運転を起こす危険性がある上、治療をせずに放置すると命にかかわる合併症(高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞等)を引き起こすおそれもあります。これらの疾病は、運転中の突然死にも繋がる健康起因事故の主原因でもあります。

また、令和4年4月より、「自動車事故報告書等の取扱要領」が一部改正され、SASが原因と疑われる事故が発生した際、自動車事故報告書の「推定原因」に事故の原因として疑われる疾病名を明記し報告することとなりました。

大切なドライバーが健康に長く働けるよう、また、健康起因事故を起こさないために、SASスクリーニング検査を受診させて、SASの早期発見・治療を行いましょう。”

とのことで、事故報告方法が改正されるなど、より睡眠時無呼吸症候群が重視されていることが窺えます。

また、トラックなどのプロドライバーだけでなく、仕事やプライベートで車を運転する機会がある方も多いと思いますので、このように勤務先が積極的に睡眠時無呼吸症候群の検査を促してくれることは、とても有意義だと感じます。

患者の会の立場としては、ぜひ経営者や総務人事関連の部署の方にもこのようなリーフレットを参考にしていただいて社内でスクリーニング検査実施促進に向けて啓蒙に努めて頂けると有難いと思います。

 

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