睡眠時無呼吸の検出をスマートウォッチでできる?
睡眠時無呼吸症候群の精密検査を行うためには
検査入院が必要となります。
脳波・心電図・筋電図測定のために頭部に電極、胸腹部に電極をはりつけ、電極だらけになって寝一晩過ごすことになります。
そこまでするにはハードルが高いですが
まず自分で簡易的に睡眠時無呼吸症候群の可能性を判定する簡易的な検査方法として、検査機器(パルスオキシメーター)を指に装着して寝ることで、睡眠時の動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍数を測定するという方法もあります。
パルスオキシメーターは、4、5千円から1万円程度で購入できるようです。
スマートウォッチでも簡易的な測定ができる
ものが市販されています。
日本での発売は、24年10月頃に提供予定のサムスンのGalaxy Watch は睡眠時無呼吸の検出で米FDAの承認を取得しているそうです。
プレスリリースによると、装着者の睡眠を10日間で2回、1回につき4時間以上モニタリングすることにより、中等度から重度の閉塞性睡眠時無呼吸症の兆候を検出できるとのことです。
なお、このサービスによって提供されるデータは、医師による睡眠時無呼吸症の診断を支援することを目的としたものではないということです。
アップルウォッチやFitbitも
この他にもFDAの承認は取得できていないものの、アップルウォッチやFitbitといったスマートウォッチでも同様の機能が備わっているようです。お急ぎの方はそちらも調べてみると良いでしょう。
いずれにしても、自分ももしかして・・・と思い当たることがあれば、このような身近な機器で気軽にチェックできるというのはありがたいことですので、ぜひ試していただければと思います。
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