CPAPの個人所有に関するよくある質問(Q&A)-保険診療との違いと注意点を分かりやすく解説

患者の会にお寄せ頂いた質問や、やり取りの中から、共有しておいた方が良いと思われるものを順次記事化しています。皆様の参考になることがあれば幸いです。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療として広く使われているCPAP療法。
一方で、「CPAPは自分で買えるの?」「保険が使えない場合はどうなるの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
ここでは、CPAPの個人所有について、よくある質問をQ&A形式で解説します。
Q1. CPAPは誰でも自由に購入できる医療機器ですか?
いいえ、自由に購入できるものではありません。
CPAP(持続陽圧呼吸療法装置)は、医療機器の中でも高度管理医療機器に分類されています。
そのため、家電製品のように一般販売されることはなく、医師の診察なり指示が必要です。
CPAPは薬と同様に「医学的に必要である」と医師が判断した場合にのみ、使用が認められています。
ただし、中症・軽症などで「保険適用にはならなかったが、CPAPを使用したい」という方もたくさんおられます。そのような方がCPAPを入手する手段として自費購入という選択が可能となっています。
私たち患者の会でも、すでに多くの方が自費購入済みであり、具体的なアドバイスが可能です。以下からご相談・ご連絡ください。
Q2. なぜCPAPは医師の処方が必要なのですか?
CPAPは、睡眠中の呼吸状態に直接作用する医療機器です。
設定や使用方法が適切でない場合、十分な治療効果が得られないだけでなく、体調に悪影響を及ぼす可能性もあります。
そのため、
・ 治療の適応判断
・ 圧力設定などの管理
・ 使用状況の確認
を医師の管理下で行うことが求められています。
Q3. CPAPの「個人所有」とはどういう意味ですか?
個人所有とは、保険診療によるレンタルではなく、患者本人がCPAP装置を所有する形で治療を行うことを指します。
ただし、個人所有であっても、医師の診察、CPAP治療が適切であるという医学的判断は必須であり、自己判断で導入できるわけではありません。
Q4. どのような場合にCPAPの個人所有が検討されますか?
代表的なケースとして、以下のような状況があります。
・睡眠検査の結果がCPAPの保険適用基準に届かなかった
・マウスピース療法や外科的治療を試したが十分な改善が見られなかった
・仕事や家庭の事情で毎月の通院が難しい
・すでに保険診療で1台使用しており、外出用・予備として2台目を持ちたい
これらの場合、医師の判断を前提として、個人所有という選択肢が検討されます。
Q5. 個人所有にすると、医師の診察は不要になりますか?
保険適用外でCPAPを個人所有する場合、保険診療における月1回の定期通院は制度上必須ではありません。ただし、CPAPは高度管理医療機器であるため、導入時には医師の診察と指示が必要であり、使用中も医学的に必要と判断された場合には受診が推奨されます。
個人所有とは、「通院が完全に不要になる」という意味ではなく、一定の自己管理を行いながら、医師のフォローを受ける治療形態と考えるのが適切です。
Q6. 保険診療によるCPAP療法の特徴は?
保険診療でCPAP療法を行う場合、以下のような特徴があります。
・ 明確な適応基準が定められている
・ CPAP装置は医療機関からの貸与(レンタル)
・ 原則として月1回の外来受診が必要
・ 自己負担額(3割負担の場合)は月額おおよそ5,000円前後(医療機関により異なる)
保険制度のもとで、継続的かつ安全に治療を行う仕組みになっています。
Q7. 保険が使えない場合でもCPAP治療は受けられますか?
はい、AHI指数が基準未満であったり、通院が難しい場合でも、医師がCPAP療法を適切と判断すれば、個人所有という形で治療を行うことができます。
ただし、個人所有では、
・ CPAP本体の購入費用
・ マスクやホースなどの消耗品
・ 故障時の修理費用
はすべて自己負担となります。
Q8. CPAPを個人所有するまでの一般的な流れを教えてください
目安となる流れは以下の通りです。
・医師にCPAP治療・購入について相談
・CPAP取扱事業者へ問い合わせ
・医師からの治療指示書を提出
・導入内容や使用方法の説明を受ける
・CPAP導入
・導入後も定期的に受診・フォロー
※詳細な手順は、状況により異なります。
私たち患者の会でも、すでに多くの方が自費購入済みであり、具体的なアドバイスが可能です。以下からご連絡ください。
Q9. CPAPの個人所有にはどのような注意点がありますか?
主な注意点は以下の通りです。
・医師の診察・指示を前提とすること
・使用状況の確認や点検を実施すること(自己管理)
・消耗品や修理費用が自己負担であること
これらを理解したうえで、導入を検討することが重要です。
患者の会からのメッセージ
私たち「睡眠時無呼吸症候群に打ち克つための患者の会」では、同じ悩みを抱える方々が安心して相談できる場所を提供しています。
最新のCPAPも無料体験可能ですので、気になる方は是非ご相談ください。
詳しくは以下をご覧ください。
無呼吸&いびき相談室

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※ 本記事は、医学的アドバイスや診断を目的とするものではなく、内容の正確性・完全性・最新性を保証するものではありません。記事内容に基づく判断や行動について、当会では一切の責任を負いかねます。健康に関わる重要な判断は、必ず医療機関にご相談ください。
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