CPAPを“個人で購入(自費購入)”という選択肢—処方されない、合わない、2台目を検討する方へ—

CPAPは「病院からの処方」だけではない

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療として広く知られているのが、CPAP(シーパップ)療法です。一般的には医療機関での診断後、重症または一定基準以上の中等症と判定された場合に、保険適用のCPAPレンタルが開始されます。

しかし、実際には次のようなケースも少なくありません。

  • 軽症/中等症だが、呼吸イベントの回数が基準に届かず処方されなかった

  • すでに使っているCPAPが自分に合わない

  • 出張・旅行用に“2台目”が欲しい

  • 医療機関で機種を選べないので、自分に合うものを探したい

  • 軽症でも日中の眠気が強く、積極的に対策したい

このような事情から、近年「CPAPを個人で購入したい」という相談が増えています。
当会にも毎月、多くの方から質問や相談が寄せられています。

無呼吸&いびき相談室

無料でSASの相談や、CPAPの体験ができます


当会に寄せられる“個人購入”に関するリアルな相談内容

私たち、一般社団法人 睡眠時無呼吸症候群に打ち克つための患者の会では、新宿を中心に全国から参加しやすい場所と時間帯で 「CPAP無料体験会」「睡眠時無呼吸症候群相談会」 を定期的に開催しています。

お近くで参加される方に加え、

  • 大阪、仙台、福岡など遠方からの来訪

  • 知人からの口コミで「一度相談したい」と来られる方

といったケースが多く見られます。

特に多いのが次のパターンです。

① 軽症/中等症で診断はついたがCPAP処方されなかった

医療機関での基準値にわずかに届かず、日中の眠気に悩みながらも治療を受けられなかったという相談がもっとも多い層です。

② 今使っているCPAPが合わない

「息苦しい」「マスクが痛い」「風量が強すぎる」「圧が安定しない」などの理由で、使用継続が難しいので、CPAPを諦める前に一度他の機種も試してみたいという方も増えています。

③ 小型CPAP・旅行用・災害対策として2台目が欲しい

1泊の旅行、出張、新幹線移動中の仮眠、また災害時の備えとしてコンパクトなCPAPを探す方が増えています。

④ 医療機関では機種を選べないため、比較してみたい

レンタルでは機種選択ができず、「鼻づまりに強い機種」「静かな機種」「加湿性能重視」など、自分に合ったものを探したいという方も来られます。


「個人購入」は誰に向いている?

次のような方には、個人購入は有効な選択肢になり得ます。

  • 軽症だが眠気が強い、生活への支障が大きい

  • 仕事柄、毎月の通院が難しい

  • 海外出張や旅行が多い

  • レンタル機が合わず、別の機種を試したい

  • 災害対策として自宅用とは別に小型機が欲しい

  • 呼吸イベントが夜ごとに変動し、細かい設定を調整したい


重要なのは、自身の症状と生活に合った治療方法を選ぶこと です。その選択肢の一つが個人購入でなのであり、もちろん、個人購入が“絶対に正しい”わけではありません。

私たち患者の会は 体験・相談の場を提供 し、患者一人ひとりが納得して選べる環境づくりを続けています。

どうか一人で悩まず、お気軽にご相談ください。

患者の会からのメッセージ

私たち「睡眠時無呼吸症候群に打ち克つための患者の会」では、同じ悩みを抱える方々が安心して相談できる場所を提供しています。

CPAPも無料体験可能ですので、気になる方は是非ご相談ください。

詳しくは以下をご覧ください。

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