CPAP(シーパップ)治療者の何割が花粉症?その対策は?
CPAPと花粉症の関係性について
天理市立メディカルセンター(奈良県天理市)様が発行する、「CPAPてんりかわら版2011春号」において、CPAP使用者へのアンケート結果が掲載されていましたので、今回はその内容を抜粋してご紹介させて頂きます。
元記事はこちらをご覧ください。
全体の40%にあたる方が、アレルギー性鼻炎・花粉症!
そのかわら版によれば、(以下 ””部分引用)
“(昨冬アンケートより) 全体の40%にあたる方が、アレルギー性鼻炎・花粉症を持っているという結果でした。 多くの方がアレルギー性鼻炎・花粉症で悩んでいるみたいです。”
とのことであり、なんとCPAP治療者の4割が、同時にアレルギー性鼻炎・花粉症だということです。
いうまでもなく、CPAPは鼻の中に強制的に乾燥した空気を送る装置であり、鼻呼吸が大前提となるので、鼻が詰まっていると使用不可能になります。しかし実際にこれだけ多くの患者さんが花粉症、アレルギーによる鼻詰まりで苦しい思いをしているというのは、私たち睡眠時無呼吸症候群の患者にとって、本当に切実な問題なのだと改めて考えさせられます。
患者のための花粉症対策とは?
天理市立メディカルセンターが予防策として推奨されている内容についても併せて抜粋させて頂きますので皆様の参考になれば幸いです。(以下*が引用部分)
* シーズンが始まる前に医療機関に相談する。薬を処方してもらう
* 体調を整える(普段から免疫力を低下させないように心がける)
* 室内を清潔に、窓やドアを開けっ放しにしない(なるべく花粉を持ち込まない)
* 外出時にはマスク・めがねをして予防する
* CPAP専用の花粉フィルターを用いる(軽減する)
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とりわけ治療に関しては、病院の方針等や医師の考え方等によっても異なりますので、あくまで参考情報としてご利用ください。
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