CPAP(シーパップ)突然死を防ぐために!

2019年のことですが、

NHKの男性記者(45)が心筋梗塞で突然死したという報道がありました。この方も睡眠時無呼吸症候群と診断され治療を受けていたそうです。普段はCPAP(シーパップ)を着用して寝るのですが、この日は着けておらず、朝になって死亡しているのを家人が発見したそうです。

心筋梗塞や脳梗塞などでの突然死の背景には、

実際の死因としては出てこないものの、このように睡眠時無呼吸症候群が大きく関わっている可能性があります。

実際に、睡眠時に呼吸が止まり、血液中の酸素濃度が下がることで、血圧があがることがわかっています。

この血圧の変化により、動脈硬化が進行しやすいと考えられており、 睡眠時無呼吸症候群であると心筋梗塞になる確率は約3倍、脳梗塞になる確率は約4倍といわれています。

(出典:循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン)

このような突然死を防ぐためにも、

まずは、昼間に眠くなる、よく眠れていない、いびきをかくなどの自覚がある方は、早めに睡眠時無呼吸症候群の検査されることをお勧めします。

また睡眠時無呼吸症候群の治療で苦労されている患者さんについては、私たち患者の会でいろいろな相談を受け付けておりますので、ぜひお気軽にご連絡ください。

相談会などの情報は、こちらをご覧ください。

 

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