CPAPに慣れる方法とは

CPAPを使い続けている方でも

なかなか慣れなくて苦労されている方も多いようです。

こちらの過去記事に患者が訴える問題点をまとめた論文を紹介していますが、その中に、”CPAP導入後1週間のうちに5-50%の患者が治療継続を断念するとの報告もあり6),早期の脱落をいかにして防ぐかが重要となる”との一文があります。

幅が大きいものの、最大で半分の人がCPAPを着け始めて1週間のうちに脱落しているということになります。

また、1年以上継続して使用できた181人のうち1週間後に何らかの訴えが生じたのは113人(62.4%)。すなわち1年以上継続使用できている人たちでも約6割が、導入1週間後に何らかの問題を訴えていることになります。

つまり、CPAPを着け始めてから最初の1週間を

いかに乗り越えるかが、CPAPに慣れるためには重要なポイントになりそうです。

最初の1週間で何が問題になっていたかについては以下の3点が多いようです。(当社団まとめ)
・マスクがうまく使えない(空気が漏れる、無意識に外すなど)=85
・息がうまくできない。(鼻が詰まる。息苦しいなど)=52
・よく眠れない。=12

その大半が、マスクの使い方や、呼吸に関すること

が占めています。

逆にいえば、最初の1週間で、うまくマスクに慣れることと、息がうまくできるようになれば、非常に継続しやすくなるといえます。

すでに先輩患者さんたちが克服してきた色々な解決法が

ありますので、「CPAPに慣れなくて苦労している」という患者さんは、ぜひ私たちにもお気軽にご相談ください。

相談会などの情報は、こちらをご覧ください。

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CPAPを検討する患者にとって重要となるのが、装着時の呼吸のしやすさや作動音など “実際に試した際の相性、感覚”です。

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