CPAPの使用で感じた違和感
睡眠時無呼吸症候群に打ち克つための患者の会代表の牛嶋です。
皆さん、CPAP(持続陽圧呼吸療法)の使用が辛いと感じたことはありませんか?
私は、まさにその経験者です。実際にCPAPを処方されても半年以内に50%以上の患者が使用を中断するデータがあります。
ここでは、私がCPAPに苦労した体験についてお話しします。
CPAPの使用で感じた違和感
CPAPを初めて使った時のことを思い出します。夜、マスクをつけて寝ようとしましたが、自然な呼吸とは異なる機械的な酸素が送り込まれる感覚に違和感を覚えました。
特に、翌朝目覚めるとお腹に空気が溜まっているような感覚があり、とても不快に感じました。この圧迫感がこれから先ずっと続くのかと思うとどうしても使用を続けるのが嫌になってしまったのです。
花粉症や慢性鼻炎での問題
さらに問題だったのは、花粉症や慢性鼻炎です。春になると鼻が詰まってしまい、CPAPを使うのが一層難しくなりました。鼻で呼吸できないと、CPAPの効果を十分に感じることができず耳鼻科に行き点鼻薬や飲み薬などを処方してもらいましたが、あまり効果が見られずこれもまた使用を中断する原因の一つでした。
CPAPだけが対処法ではない
私の場合は保険適用外の口腔内装置「ソムノデント」を見つけ、これを試すことで、今ではCPAPを使わずに快適に眠ることができていますが、大事なことはCPAP以外にも色々試すべき対処法があることを知ることだと思います。もちろん人それぞれに合った対処法があるはずです。ですからこのサイトでは、どんな対策があるのか、それらを実際に試してみてどうだったか、といった情報を患者目線で発信していますので、ぜひ他の記事も参考にしていただければと思います。
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